音楽と上司

昨年暮れ、突如としてわが社に常務という肩書で取締役が入社した。うちの社長となんかで繋がりがあった会社の元社長で、社長を退任したのでうちに招かれた。私と3つしかトシがかわらないが、若く見えるね。

初めて事務所に来た日に専務が各人に紹介して回ったが、私の席に来たときPCの壁紙のジミー・ペイジを見て、「ギター弾くんですか?」と尋ねてきた。「ええ、昔弾いてたんですよ!」と答えると、「僕はベースでした。今度この会社で軽音楽部でも作りますか!」という冗談でそのときは終わった。

それから数日後、常務と長らくおしゃべりする機会が訪れ、やっぱり音楽トークになった。楽器の話になり、どんなジャンルをやってたかって話になったら、好きなベーシストはマーカス・ミラーときたもんだ あれまー、これはびっくり☆ 思わず「ああ、ソッチ系ですか!」と驚きつつ答えるも、もっと驚いたのは当の常務だった。曰く「この業界に長らくいるけど、同じような音楽の趣味の人に初めて会った」とのこと。そうだろうねえ・・。私も今の会社にかれこれ8年いるけど、AORやジャズ・フュージョンはおろかロックだってまともに知ってる奴なんかいやしなかったもん。マーカス以外には山下達郎レベル42インコグニートイヴァン・リンスジノ・ヴァネリが好きだとか言ってたなー。友人K氏をはじめとする私の古くからの音楽仲間にとっては当たり前の志向なんだが、こういう人物にこんな片田舎の砂埃にまみれた会社で会えたってのが驚愕すべきことだね。マジかよ?って感じ。

・・・で、数日前なんの前触れもなく常務がCD4枚貸してくれた。紙袋に入ったその4枚・・確認すると、

トニーニョ・オルタ “ダイアモンド・ランド”


トニーニョ・オルタ/ダイヤモンド・ランド
ユニバーサル ミュージック株式会社
1992-10-01
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ランディ・ブレッカー&ビル・エヴァンス “ソウル・バップ・バンド・ライヴ ”


サム・スカンク・ファンク~ソウル・バップ・バンド・ライヴ
ビクターエンタテインメント
2005-03-24
ランディ・ブレッカー&ビル・エヴァンス
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アンジェラ・ボフィル “ライヴ・フロム・マニラ”


Live from Manila
CD Baby
2006-04-06
Angela Bofill
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エレクトロ・デラックス “スターダウン”


Stardown
Naive
2006-04-27
Electrodeluxe
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・・・以上の4枚。エレクトロ・デラックス以外は旧知のアーティストだったが、いずれも未聴のアルバム。ちなみにエレクトロ・デラックスのアルバムだけ、何故かCD-Rに焼いたジャケもない粗末なものだったんだけど、ワケを聞くと、「行きつけの美容院である日このアルバムがかかってて、えらくかっこいいので『これなんですか??』と尋ねたら、これこれこういうバンドだと教えてくれて、次回の訪問時にCDをくれた」とのことだった(笑) なるほどね(^_^;) まぁ、アシッド・ジャズをよりハウス、ヒップホップな味付けにしたバンドって感じかな。結構よかったよ。早速何曲か車用のSDに放り込んだ。ブレッカーとエヴァンスのアルバムはギターがハイラム・ブロックで、やっぱかっこよかった。意外にもかなり流麗で速めのギターを弾いていたっけ。弾けるんだよなやっぱ。ただ普段はそういうプレイをしようとしてないだけなんだろう。アンジェラ・ボフィルとトニーニョ・オルタは、なんつーか安心して聴いていられる音。アンジェラはめっちゃ上手いし、トニーニョは上手い上に聴いててホッとできる。メセニーが惚れるのもわかるってもんだ。

・・そんで、こういうのを借りた以上、私としてはお返しをしなきゃ気が済まない。話してて、自分と同じ波長を持った人だとわかったので、これはまず気に入るなと踏んだ4枚を焼くことにした。その4枚とは・・・

Dis Bonjour à la Dame

アフロ・エレメンツ “イット・リメインズ・トゥ・ビー・シーン”

パオロ・フェレギーニ&マルコ・ビアンキ  “セヴェラル・ピープル”

JTQ “イン・ザ・ハンド・オブ・ジ・インエヴィタブル”

いい線行ってるチョイスだと思うし、気に入るはずだ。おまけに自分でセレクトしたコンピを1枚。“COOL VIBES”と名付けた。中身はこれまた私流全開の音をブチ込んである(笑) 当ブログのあちこちで紹介した音源ばかり。久々に人様にあげるコンピを組んだわ。こういうコンピなんか時間があればいくらでも組めるので、常務次第では第2弾、第3弾が登場するかもしれない。

常務もあちこち取引先を回ってて忙しい身なので、CDを贈呈してからまだ会ってない。故に感想も聞いてない。果たしてどういう反応をするか、ちょっと楽しみである(^_^)

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