「こんばんはサンプラ!」

12/22、5年ぶりの山下達郎のライヴに行ってきた。前回はNHKホールだったが、今回は中野サンプラザ。サンプラは実に21年ぶり、ジェイ・グレイドンを観に行った以来の再訪だった。

前回は再三登場の友人K氏がチケットを取ってくれたのだが、今回は会社の上司(常務)が取ってくれた。正確には常務の知り合いの方の力によるものらしい。先日、常務から本を頂いたお礼にヤマタツ・コンピを組んで贈呈した。そこからライヴの話になって、「いや~行きたいねえ。」とか話してたのが11月のケツくらい。で、手に入ったチケットが12/22のサンプラ。凄いよね。ちょっと待てよって感じでしょ。当然ダフ屋やネットオークションなんかではない。ちゃんと正規価格のチケット。どのような経緯か知らんけど、いずれにせよ有り難いことこの上ない。気持ちとして更なるAORコンピを作成して、常務に託しました(笑) 今年はポール・マッカートニーと山下達郎という、日英の2大巨頭を観ることができたけど、同年中にこの2つライヴのチケットを入手できたことで、私の運は尽きたんじゃないかって気がしないでもない

さて、今回のヤマタツ・ライヴ…内容としては前回よりよかったかも。ライヴに先立つ12/20日曜、“サンデーソングブック”を聴いていると、ゲストに奥方の竹内まりやを迎えていた。サンソン名物“夫婦放談”ね(^_^;) 達郎のツアーの話題になり、まりやが「今年は凄く声が出てるよね。」などと言っていたんだが、実際聴いてみてほんとにその通りだった。最も印象的だったのがそこ。圧倒的な歌声としか言いようのない、強力無比なパフォーマンス。齢62にしてこの声か!?と、誰もが思うはず。「なんか俺、凄いもの聴いちゃってない?」とか素で思ったもん(笑) 声は出るわピッチはブレないわ、やっぱりプロフェッショナリズム全開で、「ライヴとは一期一会」という本人の発言通り、そのときにしか聴けなかったお客さんのことを考えると、きっと手抜きやふざけたことなんかできない性分なんだろうね。真面目な人なんだと思う。

冒頭は“SPARKLE”。妙に出音のバランスが悪かったが、これはプログラムが進むにつれ改善していった。でも、“SPARKLE”大好きなんで、もうちょいマシな音で聴きたかったわ(~_~;) そこから怒涛のように曲が繰り出されMC。“SPARKLE”のとき髪の毛が口に入っちゃって、舌で出そうともがいてたら2つに分断されて、さらに喉の方に行ってしまいむせそうになったとか言ってた(大笑) 最近はないが、以前の超ロン毛だった頃はよくあったんだそうな(^д^;) 今回のツアーのレパートリーは“明るい曲”中心で、しかもお客さんのリクエスト却下→過去の曲を発掘し、その中からやりたい曲をやる!がコンセプトらしい。私としてはその方がありがたかった。というのも、お客さんのリクエストばっかだとベタな方面に寄らざるを得なくなり、しかも最近のタイアップ系の曲も当然対象になる。私が好きな山下達郎は、シュガーベイプから’82年くらいのBMG時代なので、過去の曲を発掘するというのは超ウェルカムというわけ。実際シュガーベイプの曲がバンバン取り上げられてた。“SUGAR”はちょっとびっくりした。やると思ってなかったんでね。達郎本人も、「これが最後」とか言ってたけど(笑)しかも佐橋佳幸と掛け合いのギター・ソロなぞかましていたよ。さらにびっくり。山下達郎のギター・ソロなど、“HEY REPORTER!”くらいしか記憶にない。それをまさか生で観られるとは、なんとも感慨深いものがあるわい。 シュガーベイプだったら、“SHOW”と“今日はなんだか”が聴きたかったところだが、今回はなかったね。しかしシュガーベイブも名曲の宝庫だよな

今回のライヴでわたしくGINO的に嬉しかった選曲が、“土曜日の恋人”と“DANCER”。“DANCER”については、「昨今の世界情勢…パリのISのテロやその他の悲惨な出来事を鑑み、1つ真面目な曲を」という前振りがあったんだが、この曲にはそのような“先行きに対する不安”などのメッセージが込められていたんだと、初めて知った。“窓の外は闇”とは、つまりそういう意味だったのか。マーヴィン・ゲイの“WHAT'S GOIN' ON”がよぎった。しかし、この“DANCER”が素晴らしくかっこよかった!! 個人的にこれがベストだったね。真面目な曲なんて言うから“蒼茫”あたり来るかと思いきや、まさかの“DANCER”よ。聴けると思ってなかった分、衝撃もでかかったわけ。“JOY”収録のヴァージョンとほぼ同じだったが、あのヴァージョンに惚れている私には最高にツボだった。“クリスマス・イヴ”や、“ずっと一緒さ”みたいな路線ではなく、やっぱりああいう尖った山下達郎が最高 だからこそ未だ日常的に聴いている。“土曜日の恋人”は、以前は特に魅力を感じていた曲ではなく、“オレたちひょうきん族”のEDに使われていたのを覚えていた程度。それが何故かここ何年かで妙に好きになってきた。イントロから既に迸る、あの何とも名状しがたい高揚感…これから何かが始まるような、そんな感じ。山下達郎にしか出せない空気だろあれは。意外なことに、ライヴでやるのはこのツアーが初めてとか言ってたが、ほんとかい!? あんな名曲をずっとほったらかしといたんか

今回は前回のライヴのときのように、SNS等でライヴの内容をあまり公表するなとかお達しはなかったが、それでもあまり詳らかにするのはNGだと思うのでこれくらいにしとくけど、最後に言いたいのは、山下達郎・・本当にかっこよかった 顔とかスタイルとか、ステージ・アクションとかそんなもんじゃない。うまく言えんが、「本物が持つかっこよさ」みたいなものか‥。小細工なしで、実力でねじ伏せられたような、そんな気分だよ。ライヴの最後の最後、別れ際までお客さんへの配慮を欠かない姿勢も素晴らしい。チケットは毎回争奪戦となるが、至極当然のことだろう。あのライヴでリピーターが出ないわけがない。私は運よく東京で2度観られたけど、次は地方にでも行かなきゃ無理かもなあ…(-_^;)

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